53:話し合い

従魔たちで美形慣れしていたレナも、当の従魔たちも、精霊シルフィーネの輝かんばかりの美しさにすっかり魅了されている。
単純に容姿が美しいというだけではなく、精霊の神々しいオーラのようなものを本能で感じ取っていた。

ラナシュ世界における精霊は、下位の神様程度の力を持つとても特別な存在だ。
知能ある生き物たちの”自然”に対する崇拝の念がかたちになったものが精霊。
信仰心をたくさん集める精霊ほど強い力を持つと言われている。
風と水の乙女シルフィーネは、宝石のような葉をもつ希少な木を見つけた人々がそれを崇め奉ったことから生まれたアネース王国の象徴。
ゆえにアネース王国内にのみ存在し、恩恵を授け、その大地を長きにわたり富ませているのだ。

ぽかん、と口を開けるレナたちをシルフィーネはきょとんと見つめると、『えいっ!』とその口内に小さな水球を出現させた。
目を白黒させながら水を飲み込むみんなの様子をみて、楽しそうに笑い声をあげている。
どうやらかなりやんちゃな性格らしい。
また、くるりと宙返りしてみせた。
鮮やかな若葉色の髪がおおきく広がって、天井から差し込んだ光を取り込んでは木漏れ日のようにレナたちの上に散らしていく。

『あなたの 命の 赤いおみず♪
かわったあじが したけれど、とーーってもおいしかったよー♪ ごちそうさま』

レナの血液のお味は、意外なことに妹シルフィーネの嗜好にあっていたらしい。
黒髪少女を見つめる精霊の視線はとても雄弁に『もっとほしいなー』とおかわりを要求している。

▽レナは ビビっている!

ルーカ先生がすかさず助け舟を出してくれた。

「これ以上レナの血液を摂取してしまうと従属してしまいかねないから、やめておいた方がいい。
さすがにそのつもりは無いでしょう?
この子は黒魔法に適性があって、なおかつ他者を従属させる才能を持っているから、普通の人の血液と違って従わせる方向に影響を与えると思う。
それにこれ以上はレナが貧血になってしまうしね。
だから、さっきのでおしまい」

『えーーーっ』

ホッと胸を撫で下ろすレナの腕にはリリーがしがみついており『血液は…分けて、あげたんだからね?』と呟きながら精霊をいじらしく見上げている。
ほんのり警戒している様子だ。

今までは彼女がレナの血液を独り占めしていたのである。
従属関係にある者たちの場合、主人の血は、従う者にとって最高に甘美な嗜好品になり得る。
シルフィーネが血液を嗜むために毎日大量に摂取されてしまったら、リリーが吸血禁止になってしまうかもしれない!と考えたようだ。
シルフィーネは物足りなさそうに口を小さく尖らせていたが、おかわりは自重した。

ようやく精霊の姿を見ることができた主従たちは口々に「とってもきれいだねー!」とシルフィーネを褒めまくる。
誰かに姿を見られることがなかったため褒められ慣れていない彼女は、頬を赤く染めて、可憐に笑った。
精霊の心の高揚に合わせるように、シャボン・フィッシュが輪になりまるで舞うように泳ぐ。祝福の舞、らしい。

「シルフィーネさんはいつここに芽生えたのですか?」

レナが乙女を見上げながら質問する。

『えっとねー?
このあいだ おんなのこが きた時とまったくおなじタイミングで、芽生えたんだよー♪
ちちゅうで 種のじょうたいで眠ってたんだけど、おねえちゃんが 結界にとじこめられちゃったからー。
たすけをよばなきゃーって思って…あなたをおいかけて お外にいったの』

「私は藤堂 レナといいます。どうぞレナとお呼び下さい」

『レーーナ♪』

主人が自己紹介をすると、小さな従魔たちもそれぞれ跳びはねてアピールをし始めた。

『『クレハとイズミだよーー!
とっても珍しいミニ・ジュエルスライムなのだ!よろしくねっ』』

『リリー、です。ダークフェアリーなの!』

『ハマルと申しますー。
今は[幻覚]かかってるけどー、実は金色もふもふのゴールデンシープなんだよー』

『みんな珍しいしゅるいなの?
すごぉーーい♪
じゃあ、みんなのこと おなまえで呼ぶね。よろしくねー♪
あ。風のペンダントをひかりの子のところにはこんじゃったのは ごめんなさいー…たいせつなものだったの?』

シルフィーネはそう言って静かにレナの目前に舞い降りてくると、しゅんと眉尻を下げて謝った。
レナは苦笑する。

「んー、あれは確かにちょっと困りました。
でもシルフィーネさんにも事情があったようですし…一度謝ってもらえたらもう十分ですよ。
もう、あのペンダントでは遊ばないで下さいね?
あれは隣街トイリアにいる従魔を呼ぶための”呼び笛”なんです。
その子が自分の身体の一部を切ってつくってくれた大切な物なので、絶対誰にもあげられないし、失くす訳にはいかないんです」

「へぇ。新しい従魔をテイムしてたんだ」

ルーカが興味深そうに口を挟む。

「ん…?ルーカ先生ならもう全部ご存知だとばかり思っていましたけど」

「あの時はかなり疲れていたからね。魔眼の効果を必要最低限まで絞っていたんだよ。主に魂を視る心眼かな。
だから、レナたちの成長もザックリとしか確認してないんだ。
もし何かステータスのことで相談があればアドバイスするから、遠慮なく言って?
ひとり旅の期間が長かったから僕はかなり器用になっていてね。ついに”器用裕福”という称号まで取得してしまいました」

「き、器用裕福!?
すごく新しいです…。確かに、ルーカさんは何でもこなせるイメージがありますね」

「ありがとう。色々役に立てるとは思うから、また頼って」

「はい!」

一通りみんなの挨拶が終わったので、今後シルフィーネの姉を救う方法について真剣に話し合いをはじめた。
精霊シルフィーネは種の状態で地中にいる間に、一番近くの宿り木の乙女から大地の富ませ方を学ぶらしい。
だから「姉」「妹」という関係が芽生えた時点ですでに出来上がっているそうだ。

シルフィーネを守る厳重な結界の中に入ることも、穢れにかなり染められた宿り木をルーカが浄化することも不可能。
そこは、冒険者ギルドが公言している”国属の高位魔術師”をあてにすることになった。
レナたちが目指すのは原因の排除である。
つまり、緑髪の呪術師をなんとか見つけ出さなくてはならない。

さいわいな事に、ルーカがパーティ入りしたことで索敵能力は一気にラナシュ世界最高レベルにまで引き上げられている。
遠方から魔眼で犯人を見つけ出し”おしらせ札”で高位冒険者を呼ぼう、という意見に皆が賛成した。
犯人は実力者のようだし一人きりでいるとも限らないので、レナ達が捕縛までこなそうとするのは危険すぎる。
新人冒険者は捜索をこなすくらいで十分なのだ。実力を過信するのは一番良くない。

今だ赤みの引かないルーカの目をなんとか癒しつつ、無理のない範囲で呪われた動物を狩って森を探索しよう。と、今後の予定がまとまった。
レナの緑魔法の才を開花させて「ヒール」を覚える事も目標にする。
ルーカの目を効率よく癒せるし、レナ自身もしょっちゅう小さなケガをしていたので丁度いいだろう。
先生曰く、魔法取得の期待値はけっこう高いらしいので上手くすれば次のレベルアップでヒールを取得できそうだ。

「じゃあ、また皆で記念撮影してからここを出ましょうか!」

▽レナは スマホを取り出した!

「ちょっと待って」

かなり頭が痛そうにこめかみを押さえて、ルーカ先生はスマホさんをガン視している。
とりあえずカメラ機能で記念撮影をしてから、人けのない森の中で、スマホのとんでもない現状を聞くことになった。

***

「この道具にはレナの故郷の人工知能が組み込まれていた、と…。
…うん。それで納得した。
貴方の[レア・クラスチェンジ体質]の効果なんだろう。
“スマホ”は魔物に進化しかけているみたいだよ。おそらく新種になるはず。
レナの場合…”所有している知能ある者(物)”全てに対して、成長促進効果が適用されるんだろうね」

「…そんないい加減な感じでいいんですか!?
ま、魔物使いって…魔物の定義の幅があまりにも広すぎません…!?」

「まあ、この世界は変動性と適当さに定評のあるラナシュだし。レア職であるほど使用者が少ないぶん、定義が曖昧なままなんじゃない?」

「うわぁ……」

静かな森の中でレナさんはスマホを握りしめて、盛大に顔を引きつらせている。

異世界に放り出されてからスマホの機能には随分と助けられたし、とても感謝しているが、急に”意思を持った魔物未満の生き物”だと言われてしまってはなんとなく扱いに困ってしまう。
触れるとひんやり冷たい精密機械は、やはり、まだ無機物にしか思えなかった。
レナが触れている今もスマホさんは何かしらの思考をしているのだろうか?
液晶画面を人さし指でつ…と撫でる。

「…まあ、スライム達もひんやりプヨプヨしてるし。似たようなものかな?」

「すごく思考の切り替えが早いね」

「慣れましたもん。こういうの」

慣れてしまうくらいトラブルや異常事態に巻き込まれていたレナさんは、遠い目をしている。
「記憶読んでもいい?」と聞く先生も「どうぞ。手間が省けますし」と応えるレナもたいがいおかしい。
二人ともかなりの天然さんだ。

そしてトイリアでの怒涛の日々を警戒心を全くもたずにすべて視聴してしまったルーカ先生は崩れ落ちた。
こみ上げてくる笑いの衝動をなんとか堪えて「ごほっ、ごほっ!」と大きく咳をしながら肩を震わせる様子には普段のクールさなどかけらも見られない。
追いかけられる系のトラブルが?と思い込んで視てみたら、亀甲縛りの男どもにマッチョマンに罠の数々、極めつけは覚醒した女王様。笑うなという方が無茶である。
シルフィーネにつつかれ遊ばれるルーカを見つめたレナは改めて、ああ濃い日々を過ごしていたんだなぁ…としみじみ実感した。

ようやく持ち直したルーカが、まだ少し震える声で話し始める。
声は、しだいに真剣なものになっていった。

「ふっ……!…モスラはネオ種の魔物だったのか。また、希少な進化を遂げたものだね。
僕の魔眼でこのスマホを視たかぎりでは、クラスチェンジしたら既存の魔物のネオ種ではなく、完全な新しい種族として生まれるようだ。
白魔法と黒魔法の適性があるようなんだけど…その二つを同時に持っている者はラナシュ世界において前例が無い、と言っておくね。
正直、とてつもない成長期待値の高さだと言える…。
このひとつの存在だけで、おそらく世界(ラナシュ)が変わるよ」

真剣なルーカの言葉を聞いたレナは、目を見開いてピキンと固まる。

「……!?なんだか、とても恐ろしい事を聞いてしまった様なのですが…!?
具体的に、どういうことですか?」

「実際、恐ろしいよ。
僕もちょっと…こわいくらい。
まず、スマホには貴方の故郷の高度な知識が全て収められているよね?これだけでも特別すぎるくらい特別。
そしてそれを完璧に整理・理解するとんでもない頭脳を持っているでしょう。
それと”アプリ”。
通話、録画、動画再生、地図(ラナシュ仕様に進化中)…これらもみんな使いこなす。必要とあらば新しいアプリを取得する力もあるみたい。
一番すごいのは、世界のどこにでも出現することができる”磁気渡り”の力。
こんなことができるなんて、もう伝説の存在だよ…!
ただ声を繋ぐだけじゃない。空間そのものを繋いで自身が移動する”時空魔法”の才能がすでに開花しているみたいだ。
…僕が今視たのはこんなところかな。
…でも、忘れないで。クラスチェンジは一度で終わらない、まださらなる進化の余地がある」

「う、うわあああああっ!?」

「このスマホの主人は貴方だ。ああ、そこは本当によかった!
貴方なら、世界を滅ぼすことはないと信じている。運命ってすばらしい!」

「どんだけやばいんですか!?
あとルーカ先生の口調が宗教的でこわい!」

レナはスマホさんを両手で丁重に持ち掲げ、とりあえずははーーっと頭を下げておいた。背中には嫌な汗をじっとりとかいている。
こうしなくてはいけない気がした。
従魔たちも、よく分かっていないながら主人(オカン)にならってスマホに恭しく頭を下げる。シルフィーネまで楽しそうに真似していた。
精霊にまで頭を下げられてしまったスマホさんの潜在能力は、本当におそろしいものらしかった。
規格外な身内をこれでもかと抱え込んでいる自覚があったレナだが、まだまだ、認識が甘かったようだ。胃が痛い。

ただ、スマホの進化はまだまだ先の話らしい。
動けない戦えないスマホはクラスチェンジのための経験値を溜めにくいためだ。しょっちゅう使ってあげるのがいいとか。

超速マッチョマンシリーズの種もルーカに見せてみると、またしても頭を抱えられてしまう。
これらは発芽した際に何らかの進化を遂げる可能性が高い、と疲れた声で告げられた。

…ただ話しあっていただけなのにドッと疲労した様子のレナとルーカ。
精霊と追いかけっこをしていて「話終わった?」と上目遣いに問いかけてきた従魔たちをぎゅーーっと抱きしめて軽く癒されたあと、気分転換もかねて、レナのレベリングをしていくことにした。

***

レナとハマルが向かいあっている。

『さぁ~…レナ様ー。さぁ。さぁ。どうぞ存分にボクを鞭で叩いてくださいーーっ』

どうしてこうなった。

▽ハマルは 恍惚とした 表情をしている!

レナは涙目でルーカを見やるが、「これが一番効率的なので。レナさん頑張りましょうね」と先生モードですげなく返されてしまう。
レナの次のレベルアップまでの間に[従魔回復]スキルを何度も使用することにより、確実にヒール魔法を覚えようという魂胆なのだ。
そのためには、従魔に少しだけ傷ついてもらう必要がある。
ルーカがそう告げるとレナは嫌だと断ろうとしたが、マゾっ気のあるハマルが超速で手をあげた。普段はのんびりやの彼だがこの挙手の勢いはすさまじかったと言っておこう。
女王様親衛隊隊長は今日もブレない。

Mハマルと見つめ合うレナ。…あまりにイキイキとした彼の瞳に、罪悪感がつのりまくる。
彼の開いてはならない扉をこじ開けてMに目覚めさせたのは自分(レナ) だ。
…それならば責任は取らねばなるまい、と覚悟を決めた者の顔つきになった。

「貴方をきっと満足させてみせるからね…!
称号[お姉様]、[赤の女王様]セット!」

▽キターーーーーー!

こちら方面に責任を取ることにしたようである。かなりの大盤振る舞いだ。
ちなみに[赤の女王様]もセットしてみたのはハマルを悦ばせる演出らしい。

『わ。ありがたき幸せぇーーー!!』

「スキル[みね打ち]っ」

『ああっ』

ピシーン!ピシーン!……。
唸(うな)るムチの威力は極小!だからこそ何度でも打つことができる!
高笑いするお姉様もしくは女王様!悦びの咆哮をあげるヒツジ!
笑い沈んだルーカ先生!
楽しげにまざりに行くスライムとリリー!
…妹シルフィーネはレナのお姉様口調を真似て遊んでいた。教育上とてもよろしくないので、姉シルフィーネにあとで怒られてしまいそうだ。

たいしてダメージのないムチの攻撃はハマルのもふもふ金毛に弾かれまくり、結局、本体には少しだけの打撲跡を残した。青アザにもならない程度のささやかなものだ。
ご褒美タイムが終わり、幸せそうにご主人さまの膝に頭をすりつけているハマル。
レナお姉様は彼を撫でつつ、ツン!とした声で「なかなか良い打たれ様だったわよ?フフフ!」とささやいてやる。
『ふあああぁ…!』と、ルーカ先生に撫でられた時とはまた違う快楽にとろけた声がヒツジの口から漏れた。
そしてサービスタイムは終了した。

▽レナは 精神的ダメージを負った!

「ぷふっ…!レナ、お、お疲れさま…!くっ」

『『おつかれレナ様ぁーー!相変わらずサマになってるぅーー♡』』
『ご主人さま。…従えてぇーー!』

『みんなたのしそうだったねぇー♪』

「はい……いいえ……」

はい、はおつかれ様に対しての返答。
いいえ、はシルフィーネへの返答だ。
この愉快すぎる状況を楽しんでいたのは主にハマルである。
レナさんがお姉様スタイルを自らエンジョイしていた訳ではない。違うったら!

魔法取得期待値はもう十分らしい。
あとは[鼓舞]スキルをかけたハマルに乗っかりドライブで魔物を轢(ひ)いてもらうだけのカンタンな便乗レベリングだ。
「こんなに楽させてもらっていいのかなぁ」とレナは呟いたが、まあ怪我して死んじゃうよりいいに決まってるか、と自己完結していた。
レナのレベルはあっけなくひとつ上がる。
節目となる10レベルラインもトイリアにいた時にすでに越えていたので、数値は大幅に上がっていた。

「ギルドカード:ランクF
名前:藤堂(とうどう) レナ
職業:魔物使い(モンスターテイマー)LV.13
装備:麻のシャツ・キュロットスカート・ブーツ・鞄・Mバッグ・恐皇のローブ
適性:黒魔法・緑魔法

体力:27(+4)
知力:61(+7)
素早さ:19(+3)
魔力:61(+7)
運:測定不能

スキル:[従魔契約]、[鼓舞]+1、[伝令]、[従順]、[従魔回復]、[みね打ち]

従魔:クレハ、イズミ、リリー、ハマル、モスラ

ギフト:[レア・クラスチェンジ体質]☆7
称号:逃亡者、お姉様、赤の女王様」

緑魔法、の項目をタップすると[ヒール]魔法を使えるとの表示がでていた。
とりあえずルーカの目と、レナの手足についた小さなすり傷にヒールをかけてみる。
先生は金色のまつげをパチパチと瞬かせて、心地いいね、と微笑んでくれた。効果はありそうだ。

しばしの(精神的)休憩をとっていると、ルーカとリリーが揃って森の奥を視つめて瞳を細める。
呪われた鹿が3頭、レナ達の方に向かってきているらしい。

「僕らがやるよ。今日はまだマトモに働いていないからね」

『『おっしゃあーー!クーとイズもやったるでぇーー!』』
『ん!…頑張るの!ご主人さまは、休んでて?』

「分かったよ、みんな気をつけてね。ありがとう。スキル[鼓舞]!
…ハーくんはそろそろ起きようか?」

『はぁーーい…。むにゃー、起きましたー。女王様の護衛はこの毛玉めにお任せ下さいー』

「う、うん」

今回の戦闘はルーカ、スライム、リリーの共闘になるようだ。

▽呪われ鹿×3が あらわれた!

 

 

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