131:送別会(仮装パーティ)3

祝いの場でのはしゃぎ過ぎを叱られたドグ……ルイスの耳としっぽがしょんぼり萎びている。
オズワルドが初めて見る光景である。

酒が入った大人たちは笑わないように必死だ。
威圧感を抑えているルイスはただの上流階級の子どもにしか見えない。なお中身は野獣である。

「魔王を叱り飛ばすとは大した器よ……小さな魔物使いが今だけは巨大に見えたぞ……」

ルイスが唇を尖らせて呟く。
なんと魔王に散らかったバルーン破片の片付けをやらせてのけたレナは、「よくできました」とご褒美の金平糖の小袋を渡して、アリスとモスラのテーブルにそそくさと戻ってきていた。
モスラから華々しいレナ様賛辞を延々聞かされていて、灰になりかけているレナ。しかし本日の主賓をぞんざいには扱えない。

「今のアンタはただのルイスだろ。さっき自分で子ども扱いしろって公言したんだし、身体が小さくなってるから主さんが大きく見えるのは当たり前じゃないか」

呆れながらも、オズワルドがルイスに付き合ってあげていた。
このパーティでは俺がルイスを常に気にかけてやらなきゃ、と腹をくくったらしい。
先ほど、ルイスをルーカの元に連れて行きお礼も言わせた。息子、やりおる。

「……ああ! 遊具や部屋の飾り付けにも血が騒ぐし、この幼い身体に精神が引っ張られているのだろうな。納得した!
だからこそ大人の小言をやたら耳に痛く感じたのだろう」

ルイスの耳としっぽが元気に反応する。
げっ、持ちなおさせてしまった……とオズワルドが顔を引きつらせる。
ルイスは金平糖を一気に口に放り込み、ガリガリ! と咀嚼した。
オズワルドお気に入りの金平糖は、父親の口にも合ったらしい。

「まあ、ツェルガガや宰相でもあのような叱り方はしなかったがな」

レナの叱り方が効果的だったと見た宰相が、驚くべき速度でメモをとっている。
今後の参考にするつもりかもしれないが、レナが行った幼い子向けの叱り方は大人の魔王に実践しない方がいいだろう……。
宰相ならそのように判断しそうなものだが、ペンは止まらずに一字一句そのまま、レナのお叱りの言葉を書き留めている。
ラギアとドミニクが戸惑ったように、耳の先が赤い宰相を眺めた。

「ツェルガガに宰相……か。
……アンタの世界って狭いよな。口から出る人の名前がすごく限られている」

オズワルドが軽くため息をついて、指を折って魔王が普段からよく呼ぶ名前の数を数え始めた。
……なんと、両手で足りるほどしか思い当たらない。
そういえば宰相のことも「宰相」と役職のみで呼んでいる、とふとオズワルドは思い当たる。

「名前を覚えるのが苦手、とか?」

「フッ、見くびるのではない。我に苦手なことなど存在しない、やる気があるかないかというだけだ。
我の関心を刺激するほどの者が少ないだけのこと。
基本的に、印象に残るほどの強者でないと名前は記憶しない。
野生界では敵意を向けられたら倒せばいいし、ただ誰かを呼び止めたい時にはその者の名を”視れば”事足りるからな」

ルイスがオズワルドを真正面から眺めて、黄金の瞳をスッと細めた。
ぐいっと距離を詰められて、オズワルドは反射的に少し後ろに引いてしまう。
ルイスがニッと凶暴に笑った。

「うむ。以前よりも魂の輝きが強くなっているな! 喜ばしい。このことは魔物使いレナに感謝しよう。
以前のお前は不安定だったが、随分と力強い輝きだ!」

「〜〜ッ…………はあ。どういたしまして。主さんが後方で飛び跳ねて喜んでるよ、あとでまた本人に直接言ってあげて。あっ、こけた。……俺も、色々なお礼、言わなきゃな」

最後は消え入りそうな声でオズワルドが呟く。
レナと仲魔に、そして……父親にも、か……? と心の中で考える。

「そうか! 言えるうちに言っておくといい、晩年のツェルガガの口癖だった! ふはははは!」

「重っ……。…………。……あのさ。強者の名前しか覚えない割に、主さんの名前はレナって記憶してるよな? ああ、従魔は魔物使いの力の内だからか」

またドグマの長い嫁語りが始まりそうだと予感したオズワルドは話題を変えようとした。
実際に会ったことのない母親の話題にはどう触れていいのか分からないのだ。

普段からパーティの一員としてのんびりレナに従属しているため、自分がレナの戦闘力としてカウントされることをオズワルドはうっかり忘れていたらしい。
今は、自分の力は自分一人だけのものではない。
他の従魔の実力も尋常ではないので、オズワルドだけが頼りにされたことはないのだが。
ぼんやりと自分の掌を見る。

「何を言っている。息子を託す者の名前くらいは覚えるに決まっているだろう」

「ーーーーッもう、アンタは本当に何なんだよ!?」

オズワルドがぐしゃぐしゃと自分の髪を掻き乱した。
ルイスがむっすりと「この『何』は何を指しているのだ? 子どもの表現はいつだって分かりづらいな」とぼやく。

「そうだな。しいて言うなら…………[状態異常;子ども]だ!!」

そこじゃない。
オズワルドが半眼になる。
震えながらルーカがサンクチュアリに引きこもった。
そんなルーカを半眼で見ながら、ここはオズワルドの成長に大事な場面だと考えたレナが耳を澄ませる。

「せっかく身体が退化したのだから、能力も退化すれば良かったのだがな。ステータスは大人の状態から変わらないとは、なんとも損な仕様だ。
これからまだまだ成長の余地があるお前が羨ましいぞ、オズワルド。お前の未来は可能性に満ちているな! はたしてどのような魔物に進化するのか。我は毎日楽しんで考えている」

オズワルドがハッと息を飲んでルイスを見返す。

「早くこの高みまで登ってくるといい。我と戦えることがお前も楽しみだろう? そうか!」

ルイスはスッと立ち上がると、オズワルドを高圧的に見下ろしながら、犬歯を覗かせて獰猛に笑った。
ふははははは!! と場をわきまえない高笑いがテント内に響き渡る。

「……アンタは……ドグ、いやその、ルイスは。……いつもそう俺に言うのは。デス・ケルベロスとしての闘争本能なのか? それとも……」

ーーオズワルドの大切な問いかけの途中で、ルイスが前のめりに倒れてくる。
「はあっ!?」と言いながらオズワルドが慌てて身体を支えた。

息子の肩に頭を預けたルイスはなんと「ぐぅぐぅ」と寝息をかいている。身体の力を抜ききっているらしく、耳としっぽがへにゃりと曲がっていた。
オズワルドは開いた口が塞がらない。
レナはガクッと肩を落とした。

「……あっ。ついに若返りのリミットタイムが来たみたいだねー☆ しばらくすると熟睡状態になって、また数時間後に目覚めた瞬間、大人の身体に戻るのさ!」

マスタードクリームとタルトの粉屑まみれのグルニカが、遠くから声を張って状況報告した。
クーイズがグルニカの籠をルイスの近くまで持ってくると、グルニカがカッと目を見開いてルイスの体調を分析して「問題なさそうだよ!」と告げる。

ようやくミニ嵐が眠りについたか……と、招待客たちがホッと息を吐いた。

ウロウロと視線を彷徨わせて助けを求めているオズワルドの前に、宰相がスッ……と現れる。

「魔王としての力を無くすことを望み、簡単に膝をつくとは軽率にもほどがあります。言語道断。会場に足を踏み入れるところからのやり直しを魔王ドグマ様に請求申し上げますッ」

ビターン! とルイスのための台本を床に叩きつけた!
オズワルドの顎がさらにカクンと落ちた。

「サディス宰相がご乱心だぞ!? 何事だ!?」

「親父さん、落ち着いてくれ! アンタ今、自分でドグマ様と口にしたぞ!? とんでもなく矛盾してるっ」

「魔王ドグマ様はいつでも強く気高く、圧倒的な存在でなければなりません。聞こえていますか。何ですかこのやる気のない耳は」

ラギアとドミニクが慌ててつっこむが、宰相の様子がおかしい。
宰相はドグマの耳を片方つまんで、お経のようにズラズラと説教を呟き始めている。

「大丈夫ですって、衆目はなんとなくドグマ様の本質を見抜いてるから! それでもあのお方を魔王として認めているから問題ないですよ!
というかサディス宰相には魔王様がそのように見えてたんですね……あの人の戦闘に魅せられて宰相に立候補しただけあるなぁ」

放っておくとルイスを叩き起こしそうなので、ラギアが決死の覚悟で宰相を引き離した。
はい苦労人一名、できあがり。

宰相を[鑑定]したグルニカが、ぱちくりと目を瞬かせる。

「あれぇ? どーしちゃったのカナァ。あらゆる毒に耐性を持ってるサディスちゃんが酔っ払ってるよ〜」

「「!?」」

会場に戦慄が走った!!
みんながいっせいにバッとレナを見る。まあホストはレナだし。

身に覚えのないレナはちぎれんばかりに首を振るが、宰相は確かに顔は蒼白で耳が赤い。分かりづらいが酔っ払っているように見えなくもない……。
助けを求めて、レナがルーカに視線を送った。

「(あのね……カフェロールを食べたことが原因みたい)」

<地球の蜘蛛はコーヒーで酔うことがあるようです。ラナシュの蜘蛛も同じ仕様なのかも? アチャー!>

「(そ、それかー!? なんてこと。でもラナシュにもコーヒーってあるんですよね?)」

レナはルーカにそう聞いたから、夢吐きで手に入れたインスタントコーヒーを使ってコーヒー風味のロールケーキを作ったのだ。
本当はチョコレートケーキを作りたかったが、チョコレートは貴族が嗜む高級品と聞いて、自重したのだった。

「(コーヒーはミレージュエ大陸の一部で嗜まれている程度だから、影蜘蛛の一族が口にしたことがなくても仕方ないかな……。焙煎して液体にしたものを飲むのは一部集落のみの習慣。基本的に『気付け薬』として調合の材料になることが多いね。それでもコーヒー豆の流通量はほんの僅かだ)」

「(ううっ。巡り合わせが悪かったなぁ……)」

「(蜘蛛にとっての毒ではないから、ちょっぴり謝っておいたらいいよ。僕も配慮が足りなかった。ごめんね)」

<それ以前に私が気付くべきでした……猛省いたしますーッ>

「(うちの従魔たち尊い)」

レナたちは三人で「(お互いに気をつけようね)」とテレパシーで言い合った。

「サディスさんがたくさん口にしていたカフェロールが影響しているのかも。秘境の調味料を使っているので……」

レナが事情を説明し、グルニカにカフェロールを一切れ差し入れる。
蜘蛛の心臓も取り込んでいるグルニカはほんのりと心地よさそうに酔った。
検証が穏やかに終わって、みんなも納得してくれた。
ラギアとドミニクが宰相をテーブルにつかせて、ドクドクと別の飲み物をグラスに注ぐ。酔いを覚ましてくれ! と痛切な心の声が聞こえるかのようだ。

「……あ! ノアちゃんももしかしてカフェロールを食べてたりする!?」

子どもを酔わせたらどうしよう! とレナが青くなったが、

「食べていません〜」

「ああ……良かった」

「でも、ハニー酒を頂いて酔っ払ってはいます〜……うふふ。酔うって気分がいいですよねぇ。身体がポカポカあったかいです」

「マリアベルさん、クリエさん、ガルボさーーん!?」

別パターンですでにできあがっていた……。

レナオカンが目を吊り上げて三人を見ると、こっそり甘いお酒をシェアしていたお姉さんたちは慌てて言い訳する。

「い、いやハニー酒ってすごく良質な栄養摂取食品なんだよ? ノアちゃんは身体が弱いなら、ぴったりだなーって。ね! 気遣いしたんだってばー」

「それに年齢は私と同じくらいですし……お酒を嗜めないことはないですよ」

「うんうん。ノアちゃん、普段は家で養生酒を毎日少しずつ飲んでいるらしいです」

クリエの発言はなかなか衝撃的だった。
レナの従魔より少しだけ年上くらいの見た目のノアは、実はウン十歳というかなりのお姉さんだったらしい。
どうりで、リリーとシュシュのことを微笑ましそうな目で眺めているはずだ。

酔ったノアがほうっと頬を染めてレナを見る。

「レナ女王様かぁ……たくさんの人に慕われているんですね。羨ましいです」

どうやらリリーとシュシュ、ハマルにレナの武勇伝を聞かされていたらしいノア。おまけにモスラの賛辞も全て耳にしている。
そこはかとなく不安そうにレナがノアを見返す。

「魔王の息子すら従えて、現役魔王を叱り倒して高笑い。従魔から圧倒的賛美を集めるサディスティッククイーン……」

「誤解、誤解ーーー! その高笑いってルイスくんがしたやつだから!」

レナは色々と言い訳したが、酔っぱらいのノアには「そうなんですかー」とふんわり聞き流され、酔いが覚めた頃にはその努力のほとんどが忘れ去られていたのだ……とネタバレしておく。
レナにはこの言葉を送ろう……運命なのだ、と。

リリーがレナのエプロンの裾をつまんだ。

「サディスパパがね、過保護なんだよーって……お話を、聞いてたの! このノアのワンピースの、蝶々……ノアが初めて作った蜘蛛の巣で、捕まえた記念にって、アクセサリーに……加工してくれたんだって。魔法がかけられたグラスバタフライのブローチ、綺麗だよねっ」

「ああ、実は過保護なんだ。どうりで」

レナが生暖かい目で、ルイスにドサドサと毛布をかけている荒ぶる宰相を眺めた。
一緒にオズワルドが埋もれてしまっている。

助けるべきか迷ったが、ある程度毛布をかけたら宰相も落ち着いたし、まあたまには親子水入らずもいいだろう、とレナは見守ることにした。
こういう機会でもなければ、オズワルドがルイスをゆっくり眺める機会もないだろうから。

眠るルイスを、オズワルドは金眼で食い入るように視つめている。
尋常ではない魔王のステータスや父親としての内心を知ることは、きっとオズワルドにいい影響を与えるだろう、と信じた。

「シュシュたち、ノアとも友達になったんだよ。ご主人様! また遊びたいなぁって話してたんだけど……ノアのお父さんは外出制限も厳しいらしくて……」

シュシュに話しかけられたレナがハッと意識を戻す。

「うん……了解。また私からサディスさんに打診してみるね。みんなで女子会できたらいいよね」

「「うわーい! ご主人様、ありがとうー! 素敵ー!」」

シュシュとリリーがレナに飛びつき、便乗でクーイズとハマルも飛び込んできた。
レナが埋もれている。
ノアがぽっと頬を染めて「ハーレムクイーン……!」と不穏な呟きをこぼした。

ロベルトの影が薄い? 気配を消して穏便にこのパーティを楽しんでいる。
そしてそろそろララニーの鼻血も限界である。赤いハンカチが5枚目に達している。

「みんなもうお腹いっぱいになったみたいだねー。じゃあそろそろ、フィナーレいくよー!」

レナが声をかけると、スマホが浮遊照明すべての光を連帯操作で最弱にした。
何が始まるのかと、招待客たちはワクワク心を踊らせる。
ここから、まずはリリーの見せ場。

「よく見ておいてね? とっておきの、王族候補フェアリーのダンスだよっ」

「「きゃー! リリー様ぁーー!!」」

妖精族の黄色い声援を浴びながら、リリーがくるりと回転。
軽快にジャンプして、フェアリーの姿に戻った!
青い翅が、テントの天井付近できらびやかに輝く。

『クスクスクスッ! [妖精契約]』

リリーが唱えると、テントの内部に、全員を包むほど大きな妖精契約のドームが現れた。
複雑な魔法文字がドームの表面をなめらかに移動し続けている。
華々しいプリズムの輝きにみんなが一瞬にして目を奪われる。

「これほど見事な魔力循環なんて、王宮勤めの役員でも作り上げられないよねー!? さっすが私たち妖精族のトップに立つお方だわ!」

「すごい……美しいです……」

マリアベルとクリエがうっとり光景を眺めて呟く。
妖精族として誇らしいのだろう。

「綺麗な妖精契約のドームをパフォーマンスとして活用しているだけです。契約には使わないので、どうか安心してくださいね」

レナが宰相にそっと伝えた。
これを言っておかないときっとトラブルになる。
宰相の眉間のシワが少なくなった。

ハマルが口元を押さえて、モニョモニョと呟き[夢吐き]を発動する。具現化させるのはレナの虹色の夢と、ルーカの水色の夢。

「!」

なんと、キャンディがドームの天井から降ってきた!
様々な色のキャンディを、突如現れた瑞々しいシャボン・フィッシュがぱくっと食べて、身体をそのキャンディの色に染める。

カラフルなフィッシュたちがテント内を群れになって泳ぎまわる……それはそれは夢夢(ゆめゆめ)しい光景に、誰もが心をときめかせた。

「プチ[火炎放射]!」

「プチ[鉄砲水]!」

クレハとイズミが真上に向かって息を吹くように唇をすぼめて、火柱と水柱を出現させる。
その周りを螺旋のように、シャボン・フィッシュがキラキラと泳いだ。

「スキル[魔吸結界]」

リリーが天井部にふたつの小さな魔吸結界を出現させて、火柱と水柱を安全に受け止める。
本人はなんでもないように継続してフェアリーダンスを披露しているが、この併用は尋常ではない技術だ。

シュシュがオズワルドにニンマリ顔で声をかける。

「今日は二人でやるはずだった役割、シュシュがちゃんとこなしといてあげるからね。お父さんとの時間を満喫するといい!」

「…………。頼んだ」

「珍しく素直じゃない。……褒めてあげよう!」

ハロウィンデコレーションがされた大きなカゴを、シュシュが一人で慎重にアリスとモスラの元まで運ぶ。
レナとルーカがハラハラと眺める中、シュシュは頑張ってやり遂げた!
中身を覗くと空っぽで、アリスとモスラが小首を傾げていると、シュシュか自信満々に胸を張る。

「トイリアに持ち帰ってもらう物理的お土産がこれ。ご主人様と過ごして、思い出のお土産はいっぱいできたはず!」

宣言に同意するように、シャボン・フィッシュがいっせいにカゴの中に飛び込んでいった!
カゴの近くで魔力の飛沫が溢れるように弾けて、極彩色のきらめきがみんなの目に焼きつく。
ハマルの夢吐きで作ったシャボン・フィッシュは魔力でできていたらしい。

輝きが収まると、籠の中には大量のキャンディが入っていた。
アリスがシュシュに優しく声をかける。

「本当に楽しい休暇だったよ。レナお姉ちゃんのおかげなのはもちろんだし、シュシュちゃんや従魔のみんな、ここにいらっしゃる皆さんと過ごせたからこんなに素敵な思い出になったんだ。ありがとう!」

「このような素晴らしいプレゼントを贈って頂けて、とても嬉しいです。感動しました。トイリアでこのキャンディを友人と楽しんで、シヴァガン王国での出来事をたくさん語りたいと思います」

二人の言葉に、シュシュが「えへへっ」とはにかんで笑った。

みんなの心の中に美味しい思い出と感動を刻んで、アリスとモスラの送別会(仮装パーティ)は賑やかに幕を閉じた。

 

 

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