13:ラビリンス・フォール

「うわっ」
「ふあっ」
『『きゃーーーっ!?』』
『……んっ!』

森を走行中、突然の浮遊感に襲われた一行は、よくわからない穴の中でよくわからないフワフワに埋れていた。
随分長く落ちていた気がしたけれど…ナナメ上を見てみると、おそらく穴があったであろう箇所(今は閉じている)は手が届きそうなほどに近い。
横にしたナスビのような形の洞穴に落ちたようだ。ヘタの部分に入り口、おしりの部分にフワフワ+自分たちがいる。

空間内は広々としていた。
壁に生えた光苔のかがやきで、昼間のように柔らかな光で満ちておりとても快適である。
フワフワはマシュマロのような感触の、大きなキノコ。
レナたちが落ちた衝撃で、胞子がキラキラと舞っている。

『『…ふぅ。ラビリンス・フォールじゃーーん!
なーんだ。ビックリしたぁー』』

スライムたちが安心したように息を吐き、きゃっきゃとはしゃぎ出した。
彼らは、このような空間には覚えがあるらしい。

「ラビリンス・フォール…?うぷっ」

…一方のレナは青白い顔をしている。一言呟くと、再びキノコに突っ伏してしまった。
ルーカもぐったりとした様子だ。今のところ、元気なのは魔物だけ。

『ご主人さまたち、気分、悪いの…!?
……大丈夫?』

『『レナーーー!?』』

「…長く落ちていた感覚と、実際の穴との距離感がおかしくて、脳が混乱してるんだと思うよ…気持ち悪いのって。
僕も、ちょっと頭クラクラしてるし。
…しばらくじっとしてたらラクになるだろうから、身体の力を抜いてリラックスしておきなね。レナ」

「……はぁい、先生…」

『ホッ』

皆、おとなしくキノコに身体を預けることにしたようだ。

見たこともない不可思議な巨大白キノコだけど、サッと辺りを確認していたルーカ先生が特に何も言っていないので、無害な存在らしい。

「入り口はもう塞がっているから人喰いクマは入って来ないし、気楽にしていいから。
…休憩にしよっか」

「はい。…ぅぇっ」

※吐いてません。

リリーが、いたわるように主人の黒髪を撫でてやった。
「ありがとうー、癒されるよー」との言葉に、スライムたちも便乗したくなったのか駆けつけて、ジェルボディを髪にこすりつけツヤっツヤにしていく。
負けず嫌いなリリーがさらに頑張り、三つ編みをほどいて櫛を通しはじめた。
レナの髪へのご奉仕合戦がおかしくて、ゆるんだ空気の中で、先生も含めた皆でクスクスッと笑いあう。
…ようやく、ずっと張り詰めさせていた神経を少しだけ休められたようだ。

しばらくのんびりしたあと。ルーカがまず目を開け、寝転んだ姿勢のままで内部の観察を始めた。
先ほどのスライムたちの”ラビリンス・フォール”という言葉を思い出しながら、顎に手をやって思考している。
彼も、聞いたことはあった。実際見るのは初めてだが。
どうやら、ここは今見えている限りの空間しかない、出来て間もない未熟な迷宮のようだ。

世界が創る特別な「迷宮」へとオチる穴【ラビリンス・フォール】

とても有益な場所なのだが…入り口の穴が小さすぎて、ある程度育ったものでないと発見しづらく、珍しい存在だ。
大穴が確認されているのは、現在ラナシュ全土でも十数箇所ほどである。
迷宮の成長はひどくゆっくりなので、知られていない小さく未熟な穴はまだ多くあるのかもしれない。

リラックスした声で、ルーカは、従魔と主人に声をかけた。

「…この場所の説明をしようか?もう、落ち着いて聞けるかな」

「!はい」

『『ぱふぱふーーーっ』』

「それ好きだね。クレハにイズミ。
貴方たちの知ってることも後で教えて欲しいんだけど、いい?」

『『任せんしゃーーい!』』

『リリーは、ここ、初めてだから。みんなの話…聞いとくね?』

「うん」

のんびりと皆が上体を起こしたところで。
▽先生の ラビリンス・フォール講座が 始まった!

「ラビリンス・フォールについて説明します。
これは、異空間に繋がっている、地面に空いた特殊な穴のことです。
穴は大きくて直径1M前後、小さいとほんの数cmほど。

中は迷いの小道になっていて、海辺の散策道や、バラ庭園風の小道、氷の地下洞窟などバリエーションは様々だよ。
地上じゃお目にかかれないような珍しい動植物が生息している事が多くて、学者たちの研究対象になっている。
魔物が生まれる大迷宮にまで成長したものは、『ダンジョン・フォール』という別称で呼ばれていて、冒険者を呼び込む観光名所になっているね。

どこに、いつ穴ができるかの基準は分かっていなくて、ラビリンス・フォールを意識的に見つける事はとても難しいんだ。
今回みたいに偶然迷い込んだ者が政府に情報を売り込むことで、はじめて一般にまで認知されるようになる場合がほとんど。

穴に入れる人の数には制限があって。
ここみたいな未熟な迷宮だと、僕らだけでもう限界かなぁ。
…入ってきた穴が閉まっているでしょう?
こうなると、僕らが出るまではほかの人や魔物はもう入って来れないね。
今の状況では、何よりも安全な避難場所ってこと」

「!…そんな場所に逃げこめて、私たちって、すっごく幸運だったんですねぇ…」

「…レナは本当にポジティブだね…驚かされるよ」

『その前に、クマに追いかけられてたけどねーー?』
『でもでも、イズたちも、助かった事の方が重要だと思うのーー!』

「僕の基本的な運が低すぎたのか、運の良いレナがクマを望んだ事が原因なのか…まぁ、それは結局分からないし置いておこうか。

僕が知ってたラビリンス・フォールの情報は、このくらいかな。
クレハとイズミは、どう?
こういう場所を元々知ってたみたいだけど」

『『おうともよーー!』』

クー・イズコンビがぷるるん!と丸い胸を張った。
コケの光を反射して、ジュエルの体がキラキラととても眩しい。

『ダナツェラ近くの草原にはねー、いくつかここみたいな穴があったんだよ!』

『とってもとっても小さな穴で、中も、僕らがちょうど収まるくらいしかないラビリンス・フォールがねっ、あったの!』

『いろんな魔物が交代で寝床にしてたよー』

『中の魔物が出てくるたびにね。外にいた魔物たちがみーんな穴めがけてダッシュするの!
場所の取り合い。駆けっこみたいで、面白かったー!』

『運が悪いと、穴から出てきた瞬間に待ち伏せされてぱくんって喰べられちゃうんだよね?』

『『でも、クーとイズは、それをさらに溶かして喰べてたんだ!強いでしょー?
えっへん!』』

「すごーい!」『つよーい』

『『ふふふふふふんっ!』』

「…なるほどね」

どうやら、魔物は魔物で、ヒト族とは別の方向でラビリンス・フォールを有効活用しているらしかった。
野生の世界では、襲われる心配のない寝床というのはとても貴重な存在なのだろう。
ヒトが利用できないほどの小さな穴は、意外と多いらしい。

「面白いね、そういう情報は初めて聞いたけど。
小さな魔物からこうして話を聞く機会が今までなかったから、記録もされなかったんだろうなぁ」

ルーカが、ぽつりと呟く。
その言葉を聞いて、レナは不思議そうに尋ねた。

「過去に、スライムやバタフライをテイムして、ラビリンス・フォールについて話を聞いた魔物使いさんっていなかったんでしょうか…?」

「いたかもしれないけど、聞いたことは無いなぁ。
…そもそも、クレハやイズミのようにスムーズに会話できるほど知力の高い小さな魔物って特別だからね。
ある意味、この子たちも”異常種”って言ってもいいと思う。
普通なら、小さな幼いモンスターの初期知力値は一桁代だし、そうなると、テイムしてもなんとかカタコトで意思疎通ができるくらいの知能しかないものなんだ。
あ。リリーが普通に会話できてるのは、多分貴方の血のせい」

「…ええっ!?」

「魔物にヒト族のエッセンスが入ると、とたんに感情豊かになるから。
レナのギフトの[成長促進]が、リリーに強く影響したんだと思う」

…ご主人さまは、チラリと横目でリリーを見やった。

『…私、おなか、すいちゃった。えへ。ご主人さまー』

リリーは照れたように可愛く笑っている。
▽主人は 血液を 催促された!
▽墓穴を 掘ってしまった!

「うわ、しまった……!?」

『イタダキマス』

「ああああ早すぎっ…!
心の準備が、待ってリリーちゃん待って…あーーーっ!」

『うふふふふふ』

ちゅううぅーーーーーーーーーっ!
…毎度お疲れさまです、ご主人さま。なんて見事な墓穴でしょう。

今回はフェアリー姿のリリーとレナの吸血シーンなので、絵面がなんだかとてもイケナイ感じになっている。
小さな牙を首筋に突き刺さしイイ笑顔で吸血しているリリーと、痛みとゾワゾワ感に悶えているご主人さま。どっちがご主人さまなのか分からなくなる光景だ。

ピチピチの女子高生の血は大変美味しかったようです。
ひとしきり吸血して満足した様子のリリーになんとか解放されたタイミングで、レナは、かすれた声でルーカに話しかけた。

「……あの。休憩時間、延長していただいてもいいでしょうか…?
血が、足りません!」

きちんと食事をとっていない現状で吸血されて、軽い貧血状態になっているらしい。
嫌な時は嫌って言わないと…なんて、静かにキノコを観察していたルーカ先生に言われて、「うっ」となっている。

「まぁ、構わないよ。
というか、最初から数時間はここにいるつもりだったしね?
せっかく心置きなく休める場所なんだし。少し仮眠していこうか」

『『わーい、寝るぅーーーっ♪』』

『クマ、いなくなるまで、待たなきゃだしね。…けふっ』

「よかった〜。是非、そうしましょう!
…じゃあ、3時間後くらいでアラームかけておきますね」

「アラーム?」

「目覚ましの音が鳴るように機械(スマホ)で設定しておきます。
えーと、コレを使って。
…私の、元々持っていた持ち物なんですけどね?」

「なるほど」

ルーカは目を細めてスマホを見つめ、お得意の魔眼を発動させかけたが…ふと、視線を逸らして上を向き、目の間をグリグリと指で揉んだ。
ぎゅっと眉根を寄せている。

「ルーカさん…?」

「……んー、ごめん。
ちょっと、魔眼を使いすぎてたみたい…目が疲れてる。
【トレード】を使うのは、目に結構な負荷がかかるらしいね」

レナは心配そうに彼の様子をうかがっていた。

「!大丈夫ですか…?
目の疲れはクセになりますから、すぐ休みましょう。
今までずっと索敵してくれてて、ありがとうございました。
本当に助かりました」

『目、冷やしてあげようかー?』

「どういたしまして。…イズミ、お願いしてもいい?」

『あいあいさーーっ!アクアー』

イズミが、身体をひんやりと冷やした状態で寝転んだルーカの瞼の上にぽてっと乗った。
重くないようにてろーんとボディを広げている。
即席クールアイマスクである。

「あー、これ、すごくいい…。うん、イイ…」

心地よさに、先生から堕落しまくった声が漏れていた。とてもリラックスしている様子。

『ふっふっふ。あとで、イズに沢山感謝したってやーー!
このまま寝ちゃおーっと』

「うん。ありがとー…」

「私たちも仮眠しよっか!
アラームもセットしたし。リリーちゃん、クレハ、おいでー。
イズミは、後でいっぱい褒めてあげようね」

『『『わーーい!』』』

「「おやすみなさい」」

こうして、一行はしばらくの間ラビリンス・フォールで仮眠することにした。
本当に久しぶりに、安全な場所でぐっすりと深く眠れたようだ。
ぽわぽわの白いキノコたちが、彼女らの呼吸に合わせて優しく揺れていた。

***

きっかり3時間後に、レナたちはアラーム音で目を覚ます。

目覚めたスライムたちが身体をふるふると左右に振っている…ぐーん!と上に伸びたかと思うと、…ポンッ!
頭のてっぺんがぽっかり開いて、キラキラに輝く宝石が飛び出した。

▽クレハと イズミは 宝石×2を 吐きだした!

それぞれの体の色、赤と青の宝石が一個づつだ。

これまで記述はしていなかったが、スライムたちはいつも睡眠後にはこうして宝石を生み出していたのである。
クラスチェンジして数日がたっているので、その日にち分の宝石が溜まっていた。
今回は、眠った時間が短かったためか小さめの石。
一日一回なので、今日の夜は、もう宝石は生まないだろう。

ルーカが回復した目でそれらを鑑定をしてみると、なんと、吐き出した宝石は全て特上SSSの品質ばかりだった。
キズやクラック、色の濁りなどが一切なく、最高級のアクセサリーに加工できる超高級素材。
「うわ…」と呆れたような声が先生から漏れる。

今回スライムたちが吐き出したのはファイアアゲートとアクアマリンで、価値は元々そこまで高くない宝石だが、これから更なる上位魔物にクラスチェンジしていくのだろうし、どのような高級宝石を作るようになるのかと考えると…恐ろしい。
…改めて、希少種モンスターとは規格外であった。

「…さすがジュエルスライム。これはもう、狙われるよねー…」

顔が僅かに引きつっている先生。だよねー。

「ね、狙われたくないですー…!」

『『やーーーん!』』

「…だったら、これから出会う人達の中で、信頼のできる仲間にしかこの宝石達は見せちゃダメだよ?
宝石にあまりに価値がありすぎるし…従魔のジュエルスライムと結びつけるのも難しくないだろうから。
売る時も、加工する時も、相手には存分に気をつけてね。
リリー。
相手の見極めをしっかりしてあげて」

『…お任せなの!えっへん』

その言葉を聞いて、とりあえずルーカはホッと息を吐いた。
善良な子が食いものにされるのはよろしくない、と思う。はい、とレナに宝石袋を返した。

しかし、レナはそこから大きめの宝石を新たに取り出して、スライムと交互に見比べ始める。

ぷよっ?と、クレハとイズミが(おそらく)頭を傾げていた。

「ちょっとごめんね!」

手のひらにスライムを乗せて、本格的にじーーっと彼らを見つめ始めるご主人さま。
従魔たちが照れている。

『な、なぁにーー?レナ』
『そんなに見つめられたら、穴、あいちゃうんだからーーっ』
『『あーーーん!』』

「……うん。いけるかもしれない…!」

おふざけを華麗にスルーしたレナは、くるりと振り返ると、ルーカ先生に新たな作戦を持ちかけた。

「ジュエルスライムの死体モドキを作って、追手を欺(あざむ)こうと思います…!
どうでしょうか!?」

『『きゃーーーーーっ!?』』

言い方!レナさん!

「…うん。
とりあえず、スライムたちが怯えてるから言葉には気をつけようね?
その宝石を使った偽物の死体を作るって言いたかったんだよね。
やり方を聞いてもいいかな?」

「はいっ!」

レナはスライムたちを膝に置いて、先生とリリーをちょいちょいと手招きしたあと説明を始めた。
無駄に小声だけど、ここでは普通に話してていいんですよご主人さま。

「…ジュエルスライムって、宝石の核があって、その周りをジェルボディが包んでますよね?
先日生み出したこの宝石が、核によく似てるなーって思っていたんです。
これを”スライムジェル”で覆えば、偽物のジュエルスライムが作れるんじゃないでしょうか。
それを、見つかるようべちょっと道端に放置しておいたら…
追手に対する目くらましくらいにはなると思うんです」

レナの作戦は、なかなかに有益なもののようだった。

「…うん。正直、やってみる価値はあると思う。
スライムジェルって?」

ルーカもレナの案に納得したようだ。
彼女の説明のわからなかった部分、”スライムジェル”なるものについて問いかける。
スライムが分裂して出来上がるのは、食べられる”スライムゼリー”が一般的なはずだけど…?
ジェルは聞いたことが無い。

一般常識を知らないレナは「あれ?」と呟いて、再び説明を始めた。

「この子たち、本体と同じくキラキラな丸い分身を作ることが出来るんですよー。
それをつぶすと柔らかいジェル状になるので、髪になじませてトリートメント代わりに使っていました。艶々になりますよ~。
丸いままだと見た目が本体にそっくりだから、それに宝石をはめ込んで、偽造しようかなーって」

『『ああーっ!分裂しちゃうわーーっ』』

「おぉー。がんばれーーっ」

『ファイトー!』

レナが説明を終えると同時に、スライムたちは早くも分裂をし始めた。
ちょうどいいタイミングでサンプルが出来そうだ。
別に、こんなセリフ?が必要な訳ではないのだが、楽しそうなのでこれでいいだろう。
ルーカ先生が興味深そうに分裂を観察している。

宝石を生み出した時とは違って、スライムは、横にうにょにょーーんっと長く伸びていった。
身体を2倍ほどにまで伸ばしたところで…ぽんっ!と真ん中が途切れる。スライムボディはそれぞれ二つになった。
…核が存在している方が本体らしい。
本体の体積は、元より少しだけ小さめに変化していたがそのうち戻るだろう。

▽クレハと イズミは 分裂した!
▽スライムジェルを 作った!×2

『どや!』『生みましたぞ!』
『『ベイビィーーー!』』

分身は子ども扱いらしい。
しかしレナが、容赦なくそのジェルに指を突きさして、宝石を埋め込んでいく。ぶっっすり。

『『…ベイビーーーッ!?』』

「…やったぁ!それっぽい。
ありがとうねー、クレハ、イズミ。分裂お疲れさま」

『『おうともよーー!』』

「…相変わらず、切り替えが早いねー…」

『いい加減、ルーカも、馴染んだら?』

「なかなかハードルが高い」

ノリノリなコントじみたやり取りは、ちょっと横に置いておこう。

とりあえず、偽ジュエルスライム(死体)は無事に出来上がった。
あとは、道端にべっちょりセッティングするだけである。
そのためには、この安全なミニ・ラビリンス・フォールを出ていかなくてはならない。
さすがに人喰い大クマも、もうどこかに移動したはずだろうけど…
…そうだと思いたい。けして、再度のフラグなどではないのだ。本当に。

出口の穴に触れたからといって、いきなりポーンと放り出される訳ではないので、頭だけを先に出して、周囲の様子をうかがってから地上に出ることにした。

オトリ用の偽スライムを鞄にしまって、荷物をまとめる一行。
そしてみんなで深呼吸をして、この安全な場所の空気をなごり惜しむ。

ついに、出口の穴へと向かった。

 

 

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